検証3  卸業者へのインタビュー・角川への電話取材

1)リクガメ卸業者への取材

以上 

まず、インタビューを快く引き受けていただいた、この卸業者の方の勇気に感謝します。
この卸業者は撮影途中からガメラ撮影関係者とは一切の取引を断っています。 
理由は上記内容でもわかるように撮影優先とはいえ、カメに対してあまりにもひどい扱いを続け、今後改善される見込みがもてなかったからです。
単純に利益のことだけを考えれば、カメが殺されようが、穴を開けられようが見なかったことにすればよいわけです。 しかもガメラ撮影で使用されたケヅメはうちで卸したものだと言ってしまえば宣伝にもなります。   
しかし、この卸業者の方は、吹聴するわけでもなく、はっきりとガメラ撮影の悪を口にしています。
自分自身が手間を掛けてメンテナンスをした元気なケヅメたちが次々と体調を壊し、死にかけていくのを見るのが堪えられなかったと話していたのが印象的でした。


2) 爬虫類ショップ、電話での取材

ケヅメをガメラ撮影関係者に販売したとされる爬虫類ショップ(先程の卸業者とは関係なし)にも、電話での質問に応じていただきました。 
都内にある、某有名爬虫類ショップです。
こちらのショップでは自社のHPにガメラ撮影の際にケヅメを卸したことを載せ、店内でもガメラの名前を前面に出しケヅメを販売しています。

虐待の事実については、実際にあったのかどうかわからないとのコメントでした。
撮影のために穴を開けられた個体がいたことは承知しており、実際に穴を開けたのは獣医だとも話しています。 
ただこのコメントについては信憑性がなく、ショップ店長の憶測に過ぎないでしょう。

電話で応じていただいたことに感謝します。


3) 角川への電話取材
 
角川メディアハウス(角川ヘラルド広報部的部署)に電話取材を試みました。
「死んだ事実はない」 「ブログは嘘」
生体に開けれれた穴については 「事実を確認中」とのコメント。
最後に 「そちらのほうに統一したいと思っていますので」と一方的に言われ切られました。
統一したいという意味がわかりませんが、たぶん虐待は一切無かったという考えに統一したいということでしょう。
内容証明を送ってすぐの電話取材だったので、角川側も多少の混乱はあったと思います。

翌日、同じく電話による取材を試みました。
「統一したい」という意味を再度聞いてみたところ
「調査中につき一切答えられない」とのコメント。 
取材申し込みに対しても
「調査中につき今は無理」とのコメント。
この一日の間に、角川側で何かしら対応策が講じられたようです。


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