カメ・爬虫類 最近ニュースになった出来事

Yahoo News 6/11 <ワニガメ>上野・不忍池で産卵 かまれると大けがも
 11日午前7時ごろ、東京都台東区上野公園の不忍池のほとりで、体長約50センチのカメが穴を掘り産卵しているのを通行人が見つけ、警視庁上野署に通報した。同署は直径約2.5センチの卵6個とともに捕獲した。約3時間後、通行人が同じ場所で見つけた卵9個を届け出た。上野動物園に確認したところ、ワニガメと判明した。専門家は「国内でワニガメの自然繁殖は聞いたことがない」と話している。
 ワニガメは米南東部原産。雑食性で鋭い歯を持ち、かまれると大けがをする危険がある。動物愛護管理法の特定(危険)動物に指定されており、飼育には都道府県知事の許可が必要という。いかめしい顔つきから、映画「ガメラ」のモデルといわれる。
 上野署は、卵を産んでいたことから、近くにほかのワニガメがいる可能性もあるとみて注意を呼びかけている。ワニガメは5月以降、高知市と福島市でも見つかっている。
 指かみ切る力も
 は虫類に詳しい太田英利・琉球大熱帯生物圏研究センター教授(系統分類学専攻)は「北米からの輸入でペットとして飼われている。最近数年間で数回、成長したワニガメが捕獲された例は聞いているが、自然に繁殖した例は聞いたことがない。全体の動きはゆっくりだが、かみつく際の首の動きが速く、大人の指をかみ切る力があり危険。見つけたら近寄らず、警察や保健所など対応を判断できる機関に連絡したほうがいい」と話している。


Yahoo News 6/10 「死にガメ」の繁殖に成功 04年に続き円山動物園で
 偏食傾向があり飼育が難しいことから「死にガメ」と呼ばれるカンボジアモエギハコガメの繁殖に、札幌市の円山動物園がこのほど成功した。絶滅の危機にひんしている東南アジアの希少なカメで、繁殖は2004年に国内で初めてふ化に成功して以来2度目となる。 5月23日にふ化した子ガメは1匹。体長約5センチ、体重約25グラムで性別は不明。同園は成長の様子を見て母ガメとともに公開する予定だ。
 同園は約10年前に20数匹を寄贈されたが、大半が3カ月で死亡、最後に残った雄雌1匹ずつも瀕死(ひんし)状態になったが餌付けして体力を回復させることができ、02年から産卵するようになったという。担当の本田直也飼育員(30)は「繁殖技術を確立したい」と意欲を燃やしている。



Yahoo News 6/9 <滋賀>矢倉川でワニガメ捕獲 彦根市
 滋賀県彦根市の矢倉川で、きのう、本来は北アメリカ南部の川や沼に生息する大きなワニガメが見つかりました。
 きのう朝、彦根市の矢倉川で魚を捕まえるための仕掛けに巨大なカメがかかっているのを男性が見つけ、県に届け出ました。見つかったカメは、甲羅の長さが32センチ、体重7.5キロのワニガメです。ワニガメは、大きくなると体重が80キロにも達する大型のカメで、甲羅にある規則的な凹凸が特徴です。元々、北アメリカの南部に生息していて、人の指を噛み切るほどあごの力が強い肉食のカメです。動物愛護法により、飼育には自治体の許可が必要ですが、飼われていたワニガメが逃げ出したり捨てられたりすることが問題になっています。


BBC News 6/10 彦根の川でワニガメ捕獲
 彦根市の川できょう、人に噛み付いたりする危険のあるワニガメが捕獲されました。ワニガメはアメリカなどに分布するカメで、県ではペットとして飼われていたものではないかと見ています。県によりますときょう、彦根市の矢倉川の琵琶湖から約500メートル上流で、魚を捕まえようとしていた人が漁具をしかけていたところ、ワニガメがかかっているのを発見し、捕獲して県水産試験場に持ち込みました。
捕獲されたワニガメは甲羅の長さが32センチ、体重7
.5キロで、日本には生息していないカメのため、県ではペットとして飼われていたものではないかと見ています。ワニガメは北米の河川などに広く生息し、成長すれば最大80センチにもなる大型のカメで、淡水の様々な生物を捕食するため琵琶湖の生態系にも影響を及ぼすほか、漁具を破壊したり人に噛み付いたりする危険もあるため、
 県では今後、県の指定外来種に指定するかの検討を進めることにしています。


Google News 6/2 「リクガメ」が道路お散歩?緑区の住宅街 
 名古屋市緑区の住宅街で2日、体長50センチのカメが道路を歩いているのを住民が見つけた。緑署に保護されたカメは甲羅や手足の特徴からアフリカ産のリクガメとみられる。同署は飼われていたのが逃げたとみている。
 カメは同日午前11時ごろ、同区大高町伊賀殿の信号のない交差点を横断しているのを付近の住民が発見、通報を受けた同署員が確保した。
 署員が調べたところ、カメはアフリカのサバンナやステップに生息するケヅメリクガメで体重約11キロで甲羅を含めた高さは25センチ。
 同署は「心当たりの人は署に連絡を」と呼び掛けている。

京都新聞 5/26 カミツキガメと判明 向日の民家で捕獲
向日町署が京都府向日市内の民家の敷地内で体長45センチの大きなカメを捕獲し、北米から中米に生息する外来種のカミツキガメであることが26日分かった。凶暴で人の指をかみ切る恐れもあるといい、同署が水入りバケツで保管している。
 同署によると今月20日午後1時半ごろ、向日市寺戸町の住人から「自宅の軒先に見慣れないカメがいる」と110番通報があった。駆けつけた同署員が、敷地内でうずくまる大型のカメを捕獲。周辺で飼い主を捜したが見つからず、署に持ち帰ったという。
 同署が京都市動物園に写真を送って問い合わせ、カミツキガメと判明した。署内ではソーセージなどをえさとして与えており、目の前に物を差し出してもかみついたりはしないという。今後の取り扱いについては「府など関係機関と協議中」としている。



ロイター 5/23  指先大のエジプトリクガメの赤ちゃん誕生、英動物園
 英国にあるチェスター動物園でエジプトリクガメ(学術名:Testudo Kleinmanni)の赤ちゃんが生まれた。
 赤ちゃんカメは大人の指先に乗るほどの大きさ。同動物園では6匹をふ化させた。
 エジプトリクガメは、絶滅危惧(きぐ)種に指定されている。


Nikkan Sports 5/20 福岡県の畑にカミツキガメ
 20日午前10時40分ごろ、福岡県高田町の畑に大型のカメ1匹がいるのを近くの住民が見つけ、大牟田署に届けた。署員が駆け付け、捕獲した。
 大牟田署の調べでは、カメは体長約80センチ。カミツキガメという希少なカメとみられる。大牟田市動物園に保管依頼した。
署員がかみつかれそうになるなどしたため、捕獲には約20分もかかった。大牟田署はカメが捨てられた可能性もあるとみて、飼い主を探し、事情を聴く方針。

 昨年6月、生態系に被害を与える外来種の動植物を「特定外来生物」に指定、規制する外来種被害防止法が施行。カミツキガメも特定外来生物に指定され、飼育などが禁止されている。

高知新聞 5/18 用水路にワニガメ 高知市で大捕物
高知市大津甲の用水路で17日、体長が80センチもある北米原産のワニガメが見つかった。カメと言ってもその名が示す通り、かみつかれたら一大事。南国署員も出動しててんやわんやの大捕物が繰り広げられた。
 近くの自動車板金塗装工場で働く徳弘教士さん(41)が発見した。ワニガメは「指が食いちぎられる可能性がある。うかつに触ろうとしては駄目」(わんぱーくこうち)という凶暴さ。
 テレビで見て知っていたという徳弘さんは、これは大変と市環境保全課に連絡。すると、「拾得物扱いになるので警察に連絡しときます」。約1時間後に到着した南国署員はワニガメを一目見て「こりゃ手が出せん」。署に応援を要請し、騒ぎはどんどん大きくなった。
 近所の人や通行人は「なんでこんな所に」と話し込んだり、写真を撮ったり。捕獲に協力しようと、かごやロープを持って来る人も。
 そんな人々の大騒ぎも当のワニガメにはどこ吹く風。用水路の中で、身じろぎ一つしない。
 そのうち同署員が、犬を一時保護するためのケージを持参。ケージの下を開いてワニガメにかぶせ、水底に差し入れた板ごとケージをひっくり返して捕獲を試みた。
 1度目、2度目はワニガメが暴れて失敗。ケージを結束バンドで補強して、ようやく御用。
 測ってみると頭からしっぽの先までが約80センチ、体重約23キロ。陸に上がったワニガメは口を大きく開け、周囲を威嚇していた。
 同署ではワニガメの所有者を捜している。発見した徳弘さんは「ペットとして飼っていたが、大きくなり処分に困って捨てたのでは。ワニガメがかわいそう」と憤っていた。


香川新聞5/16 水路にカミツキガメ−観音寺で捕獲
 十五日午後四時ごろ、香川県観音寺市内の女性から三観広域消防本部に「カミツキガメみたいな動物が近所の水路にいる」との通報があった。同市池之尻町の現場に消防署員が駆けつけ捕まえたが、指をかみちぎるほどどう猛な性格だけに「もし下校中の子供たちが見つけていたら」と、胸をなで下ろしている。
 カメを見つけた女性は、自宅に戻りインターネットで調べてから通報。署員三人が出向くと、鋭い口をしたカミツキガメ(甲長四十センチ)が水の中から顔をにょっきり。署員たちは農業用のカゴを手に水路に降り、左右から挟み撃ちにして捕獲した。
 カミツキガメは北米南部から南米北部にかけて生息する外来種。日本でペットとして飼う場合は環境省に届け出が必要。一晩、同本部で預かり、十六日から飼い主を探すという。


中日新聞 県動物保護協、県獣医師会 被災ペット救護計画を策定
東海地震に備え、県動物保護協会と県獣医師会は、被災時のペットの保護方法などを定めた「県被災動物救護計画」を策定した。飼い主と離ればなれになった犬や猫の保護などをする協会の救護本部の設置指針を規定したほか、避難所でのペットの飼い方などを示している。協会が計画をまとめたのは初めて。
 協会は阪神大震災を参考に、被災動物は犬と猫でそれぞれ約三千匹に上ると試算。計千匹の保護が必要と推定している。
 計画では、協会と獣医師会が被災時に設置する動物救護本部の運営方法を規定。県健康福祉センターなどを各地の緊急保護施設として指定し、けがをした動物の治療や保護、餌の配布、飼い主捜しなどの活動に当たるとしている。
 また、避難所での飼育で気を付ける点を示し、ペットに名札を着けるなど平常時にできる対策を啓発するよう定めた。
 協会の担当者は、新潟県中越地震などを例に挙げ「『ペットを置いては避難所に行けない』という人は多く、車の中での生活を選んだ人もいた。ペットは心を和ませる効果もあり、どう守るかは被災者にとって重大な問題」と策定の意義を話している。
 計画は冊子にまとめ、県内の動物病院や各市町に配布する。


Yahoo News 5/17 動物ブローカーら実刑 希少ワニやイグアナ密輸
 絶滅が危ぶまれる希少なワニやイグアナが密輸された事件で東京地裁は17日、種の保存法違反などの罪に問われた動物ブローカー山田真二被告(39)に懲役3年、罰金300万円(求刑懲役4年、罰金400万円)、元動物ブローカー我孫子義征被告(39)に懲役2年、罰金200万円(同懲役3年、罰金300万円)の判決を言い渡した。
 佐々木直人裁判官は「ラジカセの中をくりぬき動物を隠すなど計画的、常習的な犯罪で悪質」と判決理由を述べた。
 判決によると、両被告は共謀の上、2003年7月から9月にかけて、ワニのガビアルモドキ4匹をシンガポールから、サイイグアナ4匹を米国から、それぞれ密輸入した。


南日本新聞 5/13 異常事態 ペットの“落とし物”今月15件も犬13匹、カメ1匹、文鳥1羽/鹿南署
鹿児島市東開町の鹿児島南署で、生き物の“落とし物”が相次いでいる。通常は月10件ほどだが、今月は2週間ですでに15件の「異常事態」となっている。
 遺失物を担当する同署会計課によると、今月は犬13匹、カメ1匹、文鳥1羽が落とし物として届けられた。飼い主が現れたり、預かり主が見つかればいいが、そうでない場合、2、3日後には動物管理事務所(同市田上町)に引き渡している。同事務所に送られると、約2週間後には処分されてしまう。
 12日には一度に犬4匹がそろった。シーズーのメス2匹とオス1匹、コーギー雑種のオス。同署には檻(おり)が1つしかなく、けんかなどを避けるため別々に“保管”。世話は同課の女性職員や当直の警察官が担当している。
 谷口範夫会計官は「交番の広報紙などで知らせているがなかなか。早く飼い主が見つかればいいのに」と心配そう。持ち主には「特定できるよう鑑札などを着けてほしい。もっと大事に扱って」と呼び掛けた


Yahoo News 5/10 希少カメ不正登録で逮捕 岐阜のペット販売業者
 ワシントン条約で絶滅危惧(きぐ)種に指定されている希少カメの不正登録事件で、警視庁生活環境課は10日、種の保存法違反の疑いで、岐阜県山県市松尾、ペット販売業菊田薫容疑者(49)を逮捕した。「不正登録は知らなかった」などと容疑を否認している。
 調べでは、菊田容疑者は爬虫(はちゅう)類卸売業白輪剛史被告(37)=同罪などで公判中=らと共謀し、密輸入したホウシャガメ24匹を国内繁殖させたと、環境省の所管法人「自然環境研究センター」にうその申請をし、2004年7月9日、商取引に必要な国際希少野生動植物種の個体登録を受けた疑い。


Yahoo News 3/27 トカゲ密輸で邦人逮捕 豪西部のパース空港
 【シドニー27日共同】オーストラリア税関は27日、西部のパース国際空港で、オーストラリアに生息するマツカサトカゲ6匹を国外に持ち出そうとした日本人の男(22)を環境保護・生物多様性保全法違反の疑いで逮捕したと発表した。氏名などは明らかにしていない。
 調べでは、男は26日夜、シンガポール行き航空便の搭乗手続きをした際、スーツケースのエックス線検査で、プラスチック製容器に入れた生きたマツカサトカゲを発見された。
 最高で禁固10年または罰金11万豪ドル(約900万円)の刑に科せられる可能性がある。


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